PROJECT概要
矢吹町にあるselfspacetしおりばの内装を設計・施工したメンバーが、DIY・リノベーションを地域で行い、自身の実践を通した学びを得ながら、地域に新しい風を吹き込むPROJECT。
これまで
『こかげの学校』のトイレづくり、地域の飲食店『お食事処さゝ川』の看板製作、白河市東村の『温室』のリノベーションに関わってきた。
活動への想い
「いろんな人が関わってくれて、みんな顔を見ながら作業できるので。そういうその、距離感というか、それがすごく好きだなって思って。」
高坂玲音さん、八代千鶴さん、下山田彩人さんの3人は、リノベーションのおもしろさをこう語る。
昨年から、しおりばや他の案件をきっかけに、いつも一緒にいることの多い3人でチームを組み、活動を開始。
今までにしおりばの設計や、お食事処さゝ川の看板作りなどを手掛けてきた。自身らが携わってきた建築、その中でもDIYをきっかけに関心をもってもらおうと、ワークショップも行った。
「DIYってこんな簡単に誰でもできるんだよってのを知ってもらう活動としてその、ワークショップとかあたりは行ってるという感じです。」と高坂さんは話す。
建築に魅せられた3人は、そういった活動の中で、方向性は違えどもそれぞれの強みを発揮し、矢吹町でこれからも活動を続けていきたいと話す。
「3人でやっぱなんかいろいろやってきて、リノベーション系がやっぱ楽しいなって感じになってるので。今年の後半、そういう活動を今探している所です。」
彼らのこれからの地域での活躍がとても楽しみだ
彼らはその先にある未来を、こう描く。
「みんなで一緒にワークショップ形式で建物を作っていくっていう、建築設計事務所を作りたいなとは今思ってまして。」と高坂さん。
「自分の持ってる知識とか、技術とか、その建築の分野で、もっと人を取り込めるような地域にできないかなっていう感じで、地元に戻ってちゃんと仕事がしたいなって思ってます。」と八代さん。
「(都会の)機能美の良さとか、社会システムみたいな。そういうところで、補助に入れたりとか、裏方で、何かできることはないかっていう風に考えたりはしてます。」と下山田さん。
これからの建築業界、地域に新しい風を吹き込んでいくであろう3人の未来の姿が、目に浮かぶようだった。
支援の募集
大学では、設計・模型が中心で実践の機会は少ないです。とくにコロナ禍となり、課外活動の機会までなくなりました。
地域の中で学んできたことを実践できる機会を探しています。
自分たちの力で地域に何かできれば、それにかかわる人喜んでもらえたら、とてもうれしいです。お手伝いできそうな案件がありましたらご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
スタッフ紹介
高坂 玲音
「無いなら作ればいいんじゃねって、
最近めちゃくちゃ言ってて」
2000年生まれ。
日本大学工学部建築学科3年。
福島県天栄村生まれ、在住。
自分を気象に例えると「台風」
下山田 彩斗
「外観的な、近代的なあの、感じが好きなんですよ」
2000年生まれ。
日本大学工学部建築学科3年。
神奈川県鎌倉市生まれ、郡山市在住。
自分を植物に例えると「たんぽぽ」
八代 千鶴
「建築の分野で、もっと人を取り込めるような地域にできないかな」
2000年生まれ。
日本大学工学部建築学科3年。
群馬県生まれ、郡山市在住。
自分を家電に例えると「冷蔵庫」
←福島民報さんに取材いただき、彼らの活躍が新聞に掲載されました。
↓ 取材後の撮影の様子